川崎市民ミュージアムの映像ホールで本日、安彦良和さんのアニメが2本上映されました。
1本は私が先日衝動買いした「クラッシャージョウ」劇場版。
もう1本は安彦さんの漫画「ヴィナス戦記」のアニメ映画化。こっちは見たことなかった作品です。
「クラッシャージョウ」をスクリーンで見たのは実は初めて。
先日買ったDVDで既に久しぶりの映像を見てはいたのですが、やっぱりスクリーンは良いですね〜。
まぁ古い映画なので、かなり雨降ってましたけど(^^;)。しかもフィルム交換時に映像と音声が途切れ気味。(これは単にミュージアムスタッフの技術の問題?)
結構お子ちゃま連れの家族がいて、
「この作品は面白いけど、お子ちゃまにはちょっと内容的に難しいよ〜」
と心中思っていたのですが、子供たちは特に退屈せず静かに鑑賞してました。(寝てたのか?)
「クラッシャージョウ」は作品内にお遊びがたくさんあるのが有名ですが、鑑賞後、おそらくアニオタと思われる男性二人組が出て来たキャラを言い合っていました。
アニメ業界の人もモブキャラで出ているようなのですが、さすがに業界人の顔は知らないので、聞き耳立ててもその話題には付いて行けず…(^^;)。
さて、感想。
「クラッシャージョウ」。話の展開はややベタな部分があるとは言え、スペースオペラのヒーロー物ってこういうもんだよね!というストーリーを示していると思います。
この歳になってみると、ジョウの19歳という設定は「若い」というより「ガキ」という感覚になってしまうね。
必然、アルフィンの17歳、リッキーの15歳なんて、「子供が何やってるの〜っ!」と思ってしまうわ。
劇中、何度もマチュアに嫉妬するアルフィンが描かれていますが、そりゃあ17歳のガキは20代半ば(?)のマチュアには勝てないわよ、と思う訳☆
おまけに武藤礼子さんの声の方が色っぽいし(^^;)。
あと、今回映画で1カ所ミスを発見!
4人がマーフィー・パイレーツに捉えられて、クラッシュジャケットからアートフラッシュ(で良いんだっけ?)を取られてしまっているにも関わらず、脱出後ロキと対決した直後タロスのクラッシュジャケットには復活してます(笑)。
ミネルバに戻ってからは4人ともアートフラッシュが復活するのだけど。
「ヴィナス戦記」。
その名の通り金星が舞台のお話。
不穏な政治情勢の金星の首都・イオで、反乱軍(?)により戦争が起き、現政府はあっという間に制圧されてしまう。物語は新政権から再度政権を奪うための旧政府軍に拾われたモノバイクレーサー・ヒロの話。
主人公・ヒロの声が植草克秀というのがナンですが、脇はしっかりした声優陣に固められています。
ストーリー的には面白くない訳ではないのですが、映画としてのエンターテイメント性は低いかなー。
映像は「クラッシャージョウ」に比べるとやっぱり色数が多くてキレイ。
ただ、途中に挟んだ実写映像はどうなのかなー。ワタシ的にはちょっと違和感を持ちましたが。
「ヴィナス戦記」の漫画は読んだことがないのですが、多分映画用に話を凝縮してるんだろうなぁ、とは思いました。なんていうか、ヒロの行動の動機付けが少々弱いような…。
多分、こういうストーリーの設定上、複雑な過去を背負っていると思われるので、その辺が簡単にでも描かれていればもう少し違ったのかな、と。
久しぶりに映画を2本立てで見ましたが、相変わらず私は全然平気でした(^^;)。
でもさすがに明日のガンダム3本立ては行かない。
●本日の洋服●
黒ラインストーン入りノースリーブニット(IB'00)、黒デニム10枚はぎSK(IB'04)、白ストレッチレース長袖パーカー(IB'05)
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