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2007.07.15

『OKAGE』

『OKAGE』梶尾真治梶尾真治さんの『OKAGE』を読みました。
これも1年前くらいに買ったっきり、放置プレイだったもの。

裏表紙の紹介文を読むと「傑作ホラー」と書いてあり、読んでいる途中で「あ、ホラーだったんだ」と思った私。
ホラー小説って実はあまり読んだことがなくて、以前『パラサイト・イヴ』を読んだくらい。ちなみに『パラサイト・イヴ』の感想は、「これって恋愛小説の派生みたいなもんだね」でした。
私の考えるホラーって、もっと根本的に恐怖感をつのらせて行って、理由のない不安を感じさせるモノのような気がするんです。
で、結論として『OKAGE』はホラー小説とは思えない。
敢えて言うならウィキで言うところの「破滅SF」。

梶尾さんならではの文章のうまさで、文鎮かと思わせる重さの文庫本も割と楽に読めましたが、無駄なエピソードも多い気がします。
正直、甲斐耕一のエピソードは必要だったのかが非常に疑問。
結末も納得いくスッキリ感はなし。
最後の奥崎和江のエピソードはちょっと意外な展開で「ヤラレた!」って感じでしたけど。

お薦め度的には低いです。

ちなみに本作品は熊本ローカル色が全面に押し出されているのですが、地元の人だと地名や町の雰囲気などの点から面白さが倍増したりするのかしら?
興味あるところです☆

関連ブログ
梶尾真治『OKAGE』

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コメント

こんにちは、お洋服の話題目当にお邪魔した者です。『OKAGE』を拝見しながらふと見れば、横でピート君がシーツ被って幽霊ごっこ?をしてました(笑)なんだか話題が共通してる!と楽しくなってしまいました。

私は今日起きた新潟の地震が『OKAGE』とリンクしててちょっとコワかったです…(^^;)。
天変地異はやっぱり人類滅亡への予兆?!

ピートは遊び道具が多くなったはずなのに、全然いろんな道具で遊んでくれません…(;_;)。

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