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2006.05.13

『ヤミナベ・ポリスのミイラ男』

絶版状態になっていた梶尾真治さんの『ヤミナベ・ポリスのミイラ男』が光文社から復刊した、という情報を得たのは4月の上旬。復刊ドットコムからのメールでした。

そしてようやく遅ればせながら、本屋に足を運び、買ってきました。
『ヤミナベ・ポリスのミイラ男』「梶尾真治」と言えば、最近では『黄泉がえり』で一躍有名作家の仲間入りを世間的にしましたが、SF界ではむちゃくちゃファンの多い作家の一人です。
このタイトルから想像できるかと思いますが、梶尾さん得意のハチャメチャSFコメディーでございます。

 全宇宙のスーパー・ヒーローが集結した「超人サミット」会場が、爆弾テロに襲われた!
 奇跡的に生き残ったのは、アルバイト青年の脳のみ。バラバラになった48超人のパーツがツギハギされ、ここに気弱な最強ヒーロー・怪傑ミイラ男が誕生した!

          ー文庫裏表紙紹介文よりー

いや〜、何と言いますか…、本を読みながら声を立てて笑ってしまうのって、私、梶尾さんの作品以外で経験ありません。
昔ながらのヒーローもののお約束を踏襲しつつ、大好きな下ネタもちゃーんと入れて、愛嬌ある登場人物たちが動き回る作品は、やっぱり“梶尾さん”な作品です。
連作形式の作品で全6篇入っているのですが、その合間にある横山えいじさんのマンガがまた楽しい。(単なる小説のパロディ漫画ですが…)
やっぱり梶尾さんの作品には横山えいじさんの挿絵が必要不可欠です。
おバカSFを読んでみたい、という方にはお薦めの作品です。

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